(構築メモ)【SVS11最終79位レート2119】柔軟ガチカイリューサイクル

今回はランクマッチSVS11での使用構築のメモとなります。何か質問等あればツイッターアカウント(https://twitter.com/LY95_sunny_poke)までお願いします。

 

【目次】

○使用構築

○構築経緯、推しポイント

○最終結果と反省

 

【使用構築】

並びはこちらとなります。

○各ポケモン実数値、努力値

カイリュー@タラプのみ ノーマルテラス

195(228)-204(252)-116(4)-x-121(4)-103(20)

○体力満タンで受け出ししてC特化アカツキのノーマルテラスブラッドムーン+D↑1ノーマルテラスハイパーボイスを受けて羽休め2回で99.6%で体力満タンに戻る

○ハバタクカミの臆病フェアリーテラスムーンフォース最高乱数以外耐え

○A特化/H252B4振りオーガポンをノーマルテラス神速で乱数2発(80%)

○S+2で最速ハバタクカミ抜き

○神速の火力を上げ抜き性能を高めるノーマルテラス

ガチグマ(アカツキ)@食べ残し 毒テラス

219(244)-68-149(68)-173(20)-107(172)-73(4)

○特化カイリューの嘴飛行テラバ残飯回復込み乱数2発(3.1%)

○特化パンチグローブ水流連打99.7%で耐え

○臆病ハバタクカミのフェアリーテラスメガネムーンフォース最高乱数以外耐え

○H252振り連撃ウーラオスをブラッドムーン+真空波で98%で倒す

○フェアリー格闘両半減の毒テラス

ミミッキュ@命の珠 水テラス

158(220)-137(116)-121(164)-x-126(4)-117(4)

○皮ダメ込み臆病テツノツツミの水テラスハイドロポンプ確定耐え

○皮ダメ込み陽気パオジアンの命の珠氷柱落とし最高乱数以外耐え

○かげうち2回でB4振りイダイトウを98.4%で倒す

○呪い2回で退場するためのHP偶数

○後述のウーラオスと同速

○水流連打と鋼技半減の水テラス

連撃ウーラオス@拘り鉢巻 毒テラス

199(188)-192(196)-136(124)-x-80-117

○H252B4振りオーガポンを水流連打で96.2%で倒す

○特化パオジアンの鉢巻サイコファング乱数1発(31.2%)/特化パオジアンの一致抜群テラバ最高乱数以外耐え

○フェアリー半減かつウーラオス対面で不利にならない毒テラス

オーガポン@竈門の面 炎テラス

181(204)-140-149(252)-x-116-137(52)

特化パオジアンの鉢巻悪テラス噛み砕く確定耐え

準速サーフゴー抜き

竈門の面ミラー意識の岩石封じ採用

キラフロル@気合いのタスキ 草テラス

159(4)-54-110-200(252)-101-138(252)

○C特化/H4振りイーユイをパワージェムで確定1発

○少しでも多くのウーラオス、サーフゴーの上から動けるように準速

○水流連打、地面技半減の草テラス

 

【構築経緯、推しポイント】

瞑想あくび両採用のアカツキガチグマが対面、クッション、積みエースの役割を試合展開によって切り替えられる好みの性能をしていたので今期は軸として考えていきました。

このガチグマと組み合わせるポケモンとしてはクッション運用した際のあくび展開を活かせる積みエースが好ましいと考えていたので、龍の舞カイリューを採用しました。今回ガチグマをミラー意識の配分にしていないことから相手のアカツキガチグマ(特にチョッキ持ち)に強いことが求められたので、有利を取れるよう持ち物をタラプのみにし、羽休めを持たせました。

この2体を軸とすることは決めましたが、ガチグマ、カイリュー共に初手置きは弱いと考えていたので、次に初手置きのポケモンを考えていきました。

まず、ミラー意識で岩石封じを持たせたHB竈門の面オーガポンはBIG6全般に強く、前期も使って初手置きの感触が悪くなかったので、今期も引き続き採用しました。ガチグマが苦手な火力が高いサーフゴーに強いのも高評価。

次に、ガチグマカイリューが苦手なパオジアンに明確に強いポケモンとして、耐久振り鉢巻連撃ウーラオスを採用しました。草テラスパオジアンは環境から消えていたので、鉢巻水流連打でタスキを貫通して倒せるこのポケモンを自信を持って選出出来ました。今回のガチグマは崩し性能が低めなので崩しの役割も担ってもらうため鉢巻を持たせました。

ここまでで終盤流行ると予想していたチオンドクガに薄かったり、イーユイや井戸の面オーガポンが重かったので、それらを崩すために4W気合いのタスキキラフロルを採用しました。岩、毒、草、地面どの範囲も切れなかったのでフルアタです。

上記の5体ではトドロクツキを始めとするガチガチの展開構築を止められなかったり、ラス一イダイトウのストッパーがいなかったので、最後の枠にそれらの対策として使い慣れたトリル呪いミミッキュを採用して構築が完成しました。

 

⭐︎タラプカイリュー

トリルガチグマが一定数いたので上から殴る対処法だけでは安定しないと考え、ガチグマ受けが可能なポケモンの中で一番強いこのポケモンを採用。H振りだけで後出しが成立するので火力に振り切ることができ、汎用性を損なわない。

⭐︎瞑想欠伸両採用アカツキガチグマ

①ブラッド+真空波の対面性能

②欠伸を使ったクッション性能

③瞑想からの全抜き性能

の3つを併せ持つ神。試合展開を見て柔軟に役割を変えられる。

①で運用している際にブラッド後の隙を欠伸で潰して②の役割に移れるし、②で眠らせる選択肢をとってきた場合に、裏に引かずに③を活かして全抜きを狙える。

地面枠のクッションとしては他にカバルドンがいるが、カバルドン地震では相手にかける負荷が低く、欠伸連打が必要な場面が多いのに対し、このガチグマは欠伸→ブラッドor瞑想が常に強い動きとなり基本的に択が発生しない。

カイリューに欠伸を打った後、ブラッド+瞑想+ブラッドで処理可能なのも偉いポイント。(最速起きアンコールだけまずい)

⭐︎鉢巻連撃ウーラオス

初手にくるインファイト耐え調整のガチグマがテラス無しで突っ込んで来たところを鉢巻水流連打、インファイトで吹き飛ばす動きが強かった。

毒テラス+鉢巻雷パンチで受けループに対して汎用性を損なわず戦えるのも高評価ポイント。

⭐︎ガチHBオーガポン

悪テラス鉢巻パオジアン対策として前期よりもさらに固くした。B振り+岩石封じにより竈門の面ミラーに強く、井戸の面にも抗える。

 

【最終結果と反省】  

S11は最終順位79位、最終レート2119でした。最終戦勝ったらおそらく2150ってとこまでは行けましたが負けてここで着地。

 

シーズン終わって振り返ってみると、まず、ハバタクカミ、サーフゴーから逃げてミミッキュ、キラフロルを使ったのが良くなかった気がします。この2体が弱いというわけではなく、消極的な採用理由だったので構築に上手くハマってない感がありました。前日までカミサフゴで模索していたのでもう少し時間があれば詰め切れたかも。

 

そもそもこの展開、対面環境で無理矢理サイクルしようとしたのが完全なアプローチミス説はあります。あかつきガチグマの使用感がネクロズマだったのでどうしてもイベルネクロをしたかったからイベルタルを探し続けてしまった。(それが今回はタラプカイリュー

それでいて最終盤はメタがキツくて欠伸ガチグマが機能してなくて補完のつもりのトリルミミッキュにいつものように頼ってたし何がしたいのか分からない、また中途半端な構築になってしまった。

 

ただ、最後に縋るところが同じだけで、シーズンを通じて色々なアプローチを試してはきているので少しずつでも成長していると信じたい。

 

まだまだ悔しい気持ちが消えないので、懲りずに時間の許す限り潜って行きます、来月もまたよろしくお願いします。