今回はポケットモンスターSVランクマッチS25で使用し最終4位の結果を残せた構築の記事となります。何か質問等あればツイッターアカウント(https://twitter.com/LY95_sunny_poke)までお願いします。
【目次】
【並び】
並びはこちらとなります。
175(236)-200(252)-120-x-100-88(20)
183-182(252)-116(4)-90-105-169(252)
191(244)-x-112(12)-132(52)-154(194)-81(4)
オオニューラ
155-182(252)-81(4)-x-100-189(252)
サーフゴー
165(20)-58-116(4)-203(252)-112(4)-133(228)
ヘイラッシャ
257(252)-120-154(36)-x-113(220)-55
【構築経緯】
★テラスに依存しない構築を作る
テラスを残さないと後発○○に対処出来ないといった縛りが出来てしまうと、取れる選択肢が減って立ち回りが窮屈となってしまうため、テラス前提のポケモンは採用しないこととしました。(つまりテラバーストも非採用)
★ポリサフゴを突き詰める
レギュHでは4ヶ月を通して、
・環境の中心であるスタンパに強く出れる
・アタッカー、鉄壁両型のブリジュラスに安定する
並びである(初手枠+)ポリサフゴを4か月かけて研究していきました。
①S22:最終40位
1シーズン目は鉢巻飛行テラスハッサム+DLポリゴン2+メガネサーフゴーで潜るも、龍舞カイリューの処理が安定しないこと、裏選出がしっくりこなかったことからレートを伸ばしきれませんでした。
②S23:最終18位(記事【SVS23シングル最終18位レート2137】ポリサフゴトリパ )
2シーズン目はチョッキセグレイブor鉢巻ケンタロス+イカサマポリゴン2+メガネサーフゴーで一定の結果は残せました。S22の課題であった龍舞カイリューの処理はイカサマポリゴン2で安定したものの、ケンタロスの単体性能が低いこと、初手で出したセグレイブが削れた後の悪巧みサーフゴーの処理が難しいことから最後に勝ち切れませんでした。
③S24:最終18位
3シーズン目はスカーフブリジュラスorマントカイリュー+イカサマポリゴン2+メガネサーフゴーで対戦。初手枠のブリジュラスを残すことで終盤のスイーパーとしても再利用する思考で悪巧みサーフゴーにもある程度抗えるように。考察自体は上手くハマり、最後1桁チャレまでは行ったものの敗北。ウルガモスへの選出、立ち回りが定まらなかったことが最後に響きました。
上記を受けて、ポリサフゴを使う上で重要な要素としては、以下と考えS25の構築を考えていきました。
・安定した初手枠
ポリゴン2、サーフゴー共に初手置きがそこまで強くないので幅広く対応出来る初手枠が欲しいです。これに関しては全シーズンでそれなりに満たせてはいました。
・龍舞カイリュー、悪巧みサーフゴーへの対策
初手枠でカイリューサーフゴーどちらも倒せるケースは少ないので、どちらが残ってもポリサフゴで対処出来るようにはしたいです。S22では龍舞カイリューが、S23,24では悪巧みサーフゴーが後発にくると厳しい問題は解決仕切れていませんでした。
・ウルガモスへの対策
ポリサフゴでは完全な対処が不可能であるため、初手枠もしくは裏選出で対応したいです。こちらはガチグマを採用することで解決を試みましたが、火力のあるガモスがキツいのでずっと怪しいままとなっていました。
まず初手枠としては、流行傾向だった渦アンコカイリューに剣の舞+先制技の動きが強く、ガチグマやガブリアスといった地面打点持ちに鋼→飛行の耐性変化でリスクがつけられる青空プレートハッサムを採用しました。
ポリサフゴが苦手とするクエスパトラ展開にも素で強く、拘りサーフゴーの一貫をポリサフゴと合わせて切って行けるので相性は抜群でした。
次に、ハッサムはブリジュラスにはアタッカーでも鉄壁型でも明確に不利を取るため、電気テラスエレクトロビームまでギリギリ受け出しが成立し、型を見てから鉄壁型にもテラス込みで対応出来るHDベースポリゴン2を採用。サーフゴーも苦手寄りのためDLシャドボ型として悪巧み型にも最低限抗えるようにしました。
ここまでではハッサムが初手で削れた後の龍舞カイリューに全抜きコースとなってしまっているので、ポリゴン2で削りすら入れられない羽休め持ちに最低限抗えるように風船サーフゴーを採用し、青空プレートハッサム+DLポリゴン2+風船サーフゴーを基本選出としました。
ハッサムは単体で崩し枠としても機能しますが(後述)、鋼タイプもしくは鋼テラスは崩し切れないため、鋼タイプを崩せ、ポリサフゴが苦手なウルガモス、巧みサーフゴーを上から縛れる炎テラス珠ガブリアスを裏から出す崩し枠として採用しました。
ここまでの4体でスタン系統と対面、サイクル構築には互角以上の対戦が出来たので、残りで主に展開構築への対策の強化を考えていきます。
トリルポリ2で前のめりな展開には対応出来ますが、バトンパと壁積み展開のような耐久も上げてくる展開には不利となるので、このような構築に最低限の耐性をつけられ、欠伸でこちらの基本選出の積み展開の補助が出来、ポリゴン2とサイクルを形成できる天然ヘイラッシャは自然と採用出来ました。
最後に、ここまででは悪の一貫があるため鉢巻マスカーニャに意地悪テラス叩き落とす連打で負けかねなかったり(というか負けてた)、ヘイラッシャも壁キュウコン+サザンドラ、ガチグマ、サーフゴーは流石に一任するのが厳しかったので、当初はここらへんに強い脱出パック炎ケンタロスを採用していました。
しばらく潜って、この並びで2100は載せたものの、求める役割は満たすがケンタロスがそもそもポケモンとして弱いという問題に悩まされていたところ、1月に入ってから当たりまくっていた猫騙し炎テラス脱出パックオオニューラが完全上位互換と気づき、最後にぶち込んで構築が完成しました。
【個体紹介】
1,ハッサム
テラスタイプ:飛行
特性:テクニシャン
持ち物:青空プレート
技:バレットパンチ/はたき落とす/ダブルウイング/剣の舞
⭐︎調整
実数値(努力値):175(236)-200(252)-120-x-100-88(20)
性格:意地っ張り(A↑C↓)
○H16n-1/陽気マスカーニャの鉢巻悪テラス叩き落とす最高乱数以外耐え
○A特化/H244B4振りセグレイブをテラスダブルウイング+バレットパンチで72.9%で倒す/HBヘイラッシャをテラスダブルウイングで確定3発
○余りS/もっと振りたいけど余裕なし
⭐︎解説
初手枠1。対面性能と崩し性能を兼ね備えたすごいポケモン。崩し性能が高いのでスタンパ+クッションみたいな構築に選出を歪められないのが素晴らしいです。
技構成はこの4つで確定です。バレットパンチは必須として、はたき落とすとダブルウイングはヘイラッシャを崩すために必要で、剣の舞がないとグライオンに勝てません。インファイトもブリジュラスへの打点として欲しいですが入れるスペースがありません。
持ち物の青空プレートは持たせることでダブルウイング+バレットパンチで縛れる範囲が格段に広がります。また、HBヘイラッシャを叩き落とすからのテラスウイングで押し切ることも出来ます。
鋼→飛行テラスの耐性変化は相手側も読むリスクが高いので裏目になりにくいです。ただ、打ってくる人は打ってくる(鉢巻ガブリアスで逆鱗等)ので、打つ理由を減らすためにあえて構築単位で地面の一貫を作りました。例えば、カイリューを入れてしまうとカイリュー読み逆鱗という理由が一つ追加されてしまうので、逆鱗が俗に言う一点読みになるよう構築を作りました。上位勢はリスクとリターンを考えて技選択をするので初戦ではみんな地震を打ってくれました、初戦では。
2,ガブリアス
テラスタイプ:炎
特性:鮫肌
持ち物:命の珠
技:地震/スケイルショット/炎の牙/剣の舞
⭐︎調整
実数値(努力値):183-182(252)-116(4)-90-105-169(252)
性格:陽気(C↓S↑)
○A振り切り/HBアーマーガアをテラス炎の牙で乱数1発(93.7%)/A+2地震で無振りガチグマを確定1発
○最速
○余りB/イルカマンの雨水テラス雫ジェットパンチの乱数がずれる
⭐︎解説
裏から出す崩し枠。レギュHの低種族値相手にイキってる姿カッコよかったです。今期は前期の一位の影響で初手ガブリアスが読まれやすく、後発積みガブリアスが強い環境でした。
レギュHの今までの3シーズンは崩し枠としてガチグマを使用していましたが、ハッサムが崩し性能も兼ね備えているためそこまでガチガチの崩し性能が要求されないことから、崩し性能が低めな代わりに対面、抜き性能を兼ね備えたガブリアスを今回は採用しました。アタッカーウルガモスを上から殴れるのも明確な優位点です。
技構成は地震は確定として、崩し性能を上げる剣の舞を入れて、残りの技はSを上げて全抜きを目指すスケイルショットと浮いてる鋼に打つ炎の牙としました。炎テラバーストでないのは構築経緯にある通りテラス依存度を下げるためで、牙にした分の足りない火力は持ち物を命の珠とすることで補いました。前日にイカサマダイスを持たせていたので最終日は自分がイカサマダイス持ちだと勘違いしてくれてました。
とは言いつつ、シーズンを通じて見るならば、スケショは素早さ上げのためだけに打つ場面が多く、回数が勝敗に直結する場面はそこまでなかった印象です。珠を持たせるとシルクガチグマを剣舞地震で落とせたりするので珠の火力が生きる場面の方が圧倒的に多かったです。
3,ポリゴン2
テラスタイプ:ゴースト
特性:ダウンロード
持ち物:進化の輝石
技:トライアタック/シャドーボール/トリックルーム/自己再生
⭐︎調整
実数値(努力値):191(244)-x-112(12)-132(52)-154(194)-81(4)
性格:穏やか(A↓D↑)
○臆病ブリジュラスの電気テラスエレクトロビーム+流星群84%で耐え
○陽気ガブリアスのスケイルショット10発耐え
○C+1ゴテラシャドボでH4振りサーフゴー乱数1発(93.7%)
⭐︎解説
構築の軸。万物を切り返してもらう過労死枠です。今回は初手枠をハッサムニューラにしている影響で、ブリジュラスをしっかりと受け切れないといけないため配分をHDベースとしました。
技構成については、切り返しのためのトリックルームと体力管理の自己再生は確定としているので、残り2枠で技構成を完結させる必要があります。
龍舞カイリューに抗うためにはイカサマが、巧みサーフゴーに抗うためにはシャドーボール必要となりますが、イカサマ+シャドーボールという構成であるとガチグマに負荷を全くかけられないので実際に選出した際に困ることから冷凍ビームもしくはトライアタックは欲しいです。つまり、イカサマorシャドーボール+冷凍ビームorトライアタックの構成となります。
今回は構築経緯に記載の通り、龍舞カイリューの処理を風船サーフゴーとの組み合わせで実施する予定なのでサーフゴーへの削りを優先してシャドーボールを採用し、ヘイラッシャへ削りを入れることが構築としては優先度が高かったのでトライアタックとしました。
特性はアナライズだと火力不足のためダウンロードです。サーフゴー対面は大体Aが上がるのでブリガチと対面させてCを上げることを狙います。
レギュHの問題児ブリジュラスの全型に行動保証を持っているのがやはり優秀で、このポケモンのおかけでシーズンを通じてブリジュラスに対して高い勝率をキープすることが出来ました。(今期は勝率66%)
素早さについては今回はトリルガチグマとの素早さ関係を明確にするために最遅にはせず4振りです。ガチグマとの不毛なSレースには参加しません。
ブリガチサフゴのような特殊偏重選出であれば一体で詰ませ切るスペックもあり、過去一頼もしかったです。
4,オオニューラ
テラスタイプ:炎
特性:毒手
持ち物:脱出パック
⭐︎調整
実数値(努力値):155-182(252)-81(4)-x-100-189(252)
性格:陽気(C↓SC↑)
○A振り切り/H175B120ハッサムをほのパンで確定1発/ダストシュートでHBアシレーヌを乱数1発(75%)
○意地マスカ、アロキュウを抜くための最速
⭐︎解説
初手枠2。猫騙しインファから後続のクッションに引き対戦を組み立てていきます。
技構成は猫騙しインファイトまでは確定で、宗教上の理由でフェイタルクローが使えないので劣化にならない高威力のダストシュートを採用し、サフゴに打つ技は非テラスで打てる炎のパンチとしました。
原案?ではサフゴも落とせるように意地炎テラバなんだろうなーってのは分かっていたものの、意地にすると意地マスカとアロキュウに抜かれるのがこの構築で求めるものとは違ったので陽気に、それに伴って炎テラバでもサフゴが25%でしか落とせないので、発想を変えて炎テラスの耐性変化による鋼技半減+ポリゴン2との組み合わせでサフゴを対処する方向で考えていきました。
当然ずっと潜ってる人はこのパックニューラが基本意地だというのは分かっているので、意地鉢巻マスカーニャが突っ込みまくって散っていくという謎の噛み合いを見せていました。認識のズレって恐ろしいですね。
ずっと軸にしていたハッサム+ポリサフゴのポリサフゴと奇跡の噛み合いを見せたこともあり、最終盤投入でしたが完璧に構築に馴染んでくれました。
5,サーフゴー
テラスタイプ:鋼
特性:黄金の体
持ち物:風船
技:シャドーボール/ゴールドラッシュ/悪巧み/身代わり
⭐︎調整
実数値(努力値):165(20)-58-116(4)-203(252)-112(4)-133(228)
性格:控え目(A↓C↑)
○C特化/無振りガブリアスをテラスゴールドラッシュで乱数1発(75%)
○陽気ガブリアスの炎テラバースト乱数1発(12.5%)
○準速カイリュー抜き
○A0
⭐︎解説
構築の軸2。高火力特殊アタッカー兼クッション枠。
技構成は一致打点のシャドボゴルラと、全抜き性能を高める悪巧み、他でキョジオーンへの対処が難しいので身代わりとしました。
持ち物の風船により、ポリゴン2が不利を取る神速地震2Wカイリューやステロガブリアス等の前期1位構築をベースにしたスタンパに非常に強いです。耐性は風船で確保されているのでテラスは火力増強の鋼としました。サフゴミラーで一番裏目の少ないテラスでもあります。
カイリューはスケショだったりすると理論上は厳しかったりもしますが、スケショであればBダウンはしてくれるので、ポリゴン2のトリルと特化ゴルラとハッサムのバレットで縛ったりで事前の考察段階よりも意外となんとかなりました。
6,ヘイラッシャ
テラスタイプ:悪
特性:天然
持ち物:食べ残し
技:ウェーブタックル/欠伸/呪い/守る
⭐︎調整
実数値(努力値):257(252)-120-154(36)-x-113(220)-55
性格:腕白(B↑C↓)
○B11n/陽気ガブリアスの鉢巻逆鱗守る込み確定2耐え
○特化サーフゴーのメガネシャドボ守る込み確定2耐え
⭐︎解説
補完枠。積み展開をシャットダウンしたり、ポリゴン2と合わせてポリラッシャのサイクルを形成したり。
自分の練度では想定外のメタに引っかかる予感しかしなかったので、役割は対バトンパ、壁積み展開、雨パ(イダイイルカ)、ドドゲザン、セグミミ対面に絞ってスタンパには極力選出しないことを意識しました。
技構成は一致打点のウェーブタックルと、ヘイラッシャをヘイラッシャたらしめるあくび守るまでは確定として、最後の枠はテラスサーフゴーを押し切り、ドゲザセグミミ等の物理の役割集中を拒否する呪いとしました。スタンパに出す気ならばブリジュラスへの打点となる地震が良さそうですが、先述のように出す気がなかったので補完枠としての役割を重視した構成としました。その考えに則りテラスもクエスパトラ、イダイトウとドドゲザンに強い悪テラスです。
役割を絞ったため選出率は低めでしたが、その分選出した時の勝率は高く、しっかりと仕事してくれました。いるだけで龍舞カイリューの選出率を下げてくれるレベルで選出画面での顔も強いのも○。
【選出パターン】
orスタートで裏が基本選出です。
サイクルパには、バトンパや壁積み展開にはを選出します。
vs受けル
++
相手の選出はショックサフゴまで考えるとグライハピラッシャとしか出せません。
初手グライオンは守るしか出来ないのでハッサムで剣の舞をします。
次のターンにヘイラッシャが出てくるので叩きで食べ残しを落とします。
次のターン、相手はこちらの地面の一貫を見て地割れしか押してこないので飛行テラスで透かしつつダブルウイング。(下手にカイリュー入れると雪雪崩飛んでくる可能性があるからここでも地面を一貫させておくのが大事)
この時点でヘイラッシャがダブルウイング2回圏内に入っているので受けが成立していません。(眠るをしても先述の通り確定3発で崩せる)
ヘイラッシャを倒した後戻って来たグライオンがダブルウイングを耐えるには鋼テラスを切るしかないのでガブリアスの地震が一貫して勝ち。
再戦だとラッシャハピムドーになるのでその場合はサーフゴーと釣り交換を絡めて崩します。(一回あって何とかなりました)
★重いポケモン
諸々重いですが特に気になった奴らを書きます。
今回のポリゴン2が物理方面柔らかい弊害。格闘テラスばかりだったのも辛かった。ヘイラッシャの選出が視野に入るので選出ブレがち。
②ドーブルバトン
アンカーがヘイラッシャ倒せるとキツい。ダブルウイング+バレットでドーブル倒せるのが一番楽だけど確率的にはこっちがめっちゃ不利。まあ他の人が滅びアシレとかでぶっ倒して最終盤はいないと割り切り。
【最終結果と振り返り】
最終日対戦動画(音無)→撮ってはいるけど今PC手元にないんで上げられません…
S25は最終順位4位でした。最終レートは2165。
S3以来2回目の最終1桁本当に嬉しいです。
最後まで自分の拘りに盲信せずに、環境で流行っていたポケモンを柔軟に採用出来たのが今回の勝因です。今回はパックニューラという基本選出のポケモン達と相性が良かったポケモンだったので運が良かっただけの感じもありますが、裏の意図まで理解してプレイングに落とし込む作業が出来たのは成長と言えると信じたいです。結果的に6体全員を活躍させることが出来ました。
S3で7位を取って以来2年間停滞していたので、ずっと苦しかったですが、この停滞期に信じて使い続けていたトリルポリ2で結果を残せて、取り組み自体は間違ってなかったと安心できました。
来期はヤツが戻って来ますがこの勢いで薙ぎ倒して行きたいと思います。
ここまで長文にお付き合い下さりありがとうございました。