今回はランクマッチSVS6での使用構築のメモとなります。何か質問等あればツイッターアカウント(https://twitter.com/LY95_sunny_poke)までお願いします。
【目次】
【使用構築】
並びはこちらとなります。
パオジアン@命の珠 悪テラス
163(60)-189(252)-101(4)-x-86(4)-179(188)
○特化カイリューのノーマルテラス鉢巻神速確定耐え(珠ダメで調整崩れるため目安)
○最速テツノドクガ抜き
○A特化/HBキョジオーンをA+2悪テラス噛み砕くで乱数1発(75%)
○全ポケモンを等倍、半減でゴリ押す悪テラス
ディンルー@突撃チョッキ 電気テラス
239(68)-165(156)-146(4)-x-131(244)-70(36)
○A11n/H4振りサーフゴーを地震で確定
○H16n-1/特化セグレイブの巨剣突撃乱数2発(0.3%)
○4振りカバルドン+2(ミラー意識)
○残りDに振り切り/臆病イーユイのメガネオーバーヒート乱数2発(12.5%)
○飛行、水テラスサーフゴーへの打点を持てる電気テラス
○起点回避を優先してカタストロフィ→岩石封じ、構築単位で重い鬼火ウルガモスに対して封じで起点回避→回復のタイミングでパオジアンに引くという処理ルートを持てる
ハバタクカミ@ブーストエナジー 妖テラス
159(228)-54-116(244)-157(12)-156(4)-158(20)
○A4振りコノヨザルの威力100憤怒の拳確定耐え
○古代活性でSが上がるよう残りをCDSに振り分け(最速コノヨザル抜きのS157以上を確保し、可能な限りで火力を上げる振り方)
○スイーパー運用する際の火力補強のための妖テラス
サーフゴー@拘りスカーフ 悪テラス
183(164)-58-116(4)-171(140)-115(28)-138(172)
○特化キノガッサの炎テラバースト最高乱数以外耐え
○C198ハバタクカミのシャドーボール最高乱数以外耐え
○H252D4振りキョジオーンをゴールドラッシュで確定1発
○最速テツノツツミ抜き
○パオジアンの悪+ミラー時の霊半減の悪テラス
○水テラステツノツツミを倒せる10万ボルト採用
157(252)-76-171(228)-129(28)-127-106
○特化パオジアンの悪テラス鉢巻噛み砕くを最高乱数以外耐え
○D4振りテツノツツミをボルトチェンジで乱数1発(87.5%)
○パオジアンの悪半減+鉢巻逆鱗の一貫を切る妖テラス
○ヘイラッシャ対面で居座って殴る技が欲しかったのでイカサマ→10万ボルト
ハッサム@オボンのみ 炎テラス
177(252)-165-152(252)-x-101(4)-85
○特化パオジアンの悪テラス鉢巻噛み砕くを最高乱数以外耐え
○スイーパーとしての役割を持たせるために性格補正はAに/ゴツメダメ+とんぼがえりで無振りパオジアン確定1発
○火傷無効+フェアリー氷半減でハッサムの本来の役割を失わない炎テラス
【構築経緯】
S6は草等の不一致テラスを含めたパオジアンの開拓が進んでいて、こいつに勝てないと勝負にならないと感じたため、このポケモンに対して2体で全対応に近い形を取れる水ロトム+ハッサムのとんボルチェンサイクルを軸とすることとしました。
水ロトムは初手のディンルー展開に強めで体力が1でも残っていればカイリューのマルスケを潰せるHBのゴツゴツメット持ち、ハッサムは展開次第では終盤のスイーパーも担えるよう剣の舞持ちとしました。
残りのポケモンとしては、このサイクルの裏に置くのは高速のスイーパーが好ましいと考え、優先して入れていきました。
まず、水ロトムハッサムのサイクルを破壊してくる拘り悪技を起点にでき、剣の舞と不意打ちの択に勝てばほぼ全ての構築を破壊出来るスペックを持つ悪テラス命の珠パオジアンを採用しました。困ったらこいつを出しとけば割となんとかなる。
次に、ここまでではキノガッサ、テツノツツミが重かったので、それらのポケモンに強く、終盤のスイーパーも担える耐久振りスカーフサーフゴーを採用しました。パオジアンがいると出せないではお話にならないのでスカーフ型です。耐久振りによりスカーフやタスキのハバタクカミにも対面で勝てる等CSとは違った強さがありました。
ここまででは対受けループに不安があり、終盤微増傾向にあったオニゴーリ等のギミック耐性もなかったため、受けのサイクルを強引にカットして数的有利を取りに行け、滅びの歌でギミックを対策出来るSブーストくろまなほろびハバタクカミを採用しました。読み間違えて対面寄りの選出をされた場合でも、HBに厚く寄せた行動保証を活かしてムーンフォース痛み分けで荒らす役割も担えるので、攻め+クッションのような構築に対して選出択になりにくいのも優秀でした。
最後に、ここまでではイーユイやテツノドクガ等の特殊アタッカー全般が重かったため、そこに強いポケモンとしてチョッキディンルーを採用しました。バケモノじみた数値で特殊アタッカーの役割集中にも屈しない強さがありました。水ロトムハッサムとこのポケモンを組み合わせると低速で固まるのが問題でしたが、その場合にはハッサムを終盤のスイーパー運用する方針とすればある程度は解決すると考えて採用に踏み切りました。
【最終結果と反省】
最終日対戦動画
→1/2 https://youtu.be/LH7oeSKuyuY
2/2 https://youtu.be/AUoQOJrr-L8
S6は最終順位52位、最終レート2092でした。
レート2050~2070くらいでずっと停滞して勝ち切れずといった感じで、今期は最上位帯では対戦出来ませんでした。
勝ち切れなかった理由としては以下を考えています。
①キノガッサ+イーユイに対する選出択の非解消
対キノガッサにはサーフゴーが、対イーユイにはディンルーが必要で、選出をまとめ切ることが出来ませんでした。ハバタクカミをアタッカーで採用するか、ディンルー→ガブリアス等に変更して最低限キノガッサを上から殴れるポケモンにすべきだったかもしれません。
②チオンジェン、キョジオーンメタの不足
元々前日までサーフゴーをマント持ちで採用していて、問題なく戦えていましたが、マント持ちサーフゴーを選出すると選出が低速で固まり、スイーパー不足になるという問題からスカーフ持ちに変更したところ、この2体に対する立ち回りがとんでもなく窮屈になりました。ただスカーフへの変更により拾えた試合もあるので難しいところです。前期からずっと頭を悩ませているのでチオン塩メタと単体性能の両立は個人的にはSVで一番の課題感があります。
コンセプトに疑問。草テラスパオジアンの流行は逆に追い風だった説。ロトムの鬼火以外は大体裏目で、非接触のテラバでゴツメに触れずにゴリ押しされるだけで実はキツい。バレットパンチ、ゴールドラッシュ半減も辛く、スカーフイーユイ等の上から殴って倒せるポケモンが欲しかったです。
レギュCはあまり好きな環境ではないですが、6月は最終日が土曜日であること、7月は多忙であまり集中して出来なそうなので、他の人の記事も参考に、来期に標準を合わせて頑張ってみます。