今回はランクマッチS29で使用し最終43位の結果を残せた構築の記事となります。
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【目次】
内部リンクをつけていますので適宜ご活用ください。
【並び】
並びはこちらとなります。(参考にレンタルも貼り付けます)
【構築コンセプト】
○始動の壁展開から①のサイクルを回す/②で積み全抜きを狙う
○壁+スカーフによる対策
○に優先してダイマックス権を使用するために他の一般ポケモンは非ダイマックス状態で強いポケモンで固める
【構築経緯】
今回の構築のベースはS28の構築となります。
①軸の選択
まず、相手の禁止伝説への対処を考えた時に、ザシアン、ゼルネアス以外の禁止伝説に互角以上に渡り合え、明確にバドレックス(黒馬)に強い唯一の禁止伝説であるイベルタルと、ザシアン、ゼルネアスに強めの日食ネクロズマの組み合わせが一番対応範囲を広くする事が出来ると考えました。
次に、ザシアン+イベルタル軸、ザシアン+バドレックス(黒馬)軸に安定する壁オーロンゲ+チョッキイベルタル+ヌオーのサイクル選出と、ザシアン+カイオーガ軸、ゼルネアス+日食ネクロズマ軸のような上記のサイクル選出で受け回すのが厳しい並びを誤魔化せる壁オーロンゲ+命の珠日食ネクロズマの積み展開の2軸での対応範囲の広さに魅力を感じて、S28から引き続き軸として選択しました。
②対ザシアン+カイオーガ軸
ザシアン+カイオーガ軸は攻めの補完は優秀ですがタイプ相性上の補完はそこまでないため、対面的な構築になりやすく、龍の舞日食ネクロズマの通りが良いケースが多かったことから、壁展開で補助して通す展開を目指しました。
ただ、カイオーガは壁込みでも日食ネクロズマで起点にすることは難しいため、別の対策枠を用意し最低でも引かせる必要があります。
その対策枠として、絶対零度や瞑想持ちのカイオーガを考えると攻撃性能も維持した対策とする必要があるため、雨下のエラがみで相手に強烈な負担をかけることが出来、水技を4分の1に抑える耐性を持つスカーフ頑丈顎ウオノラゴンを今回は採用することとしました。その際に課題となる耐久値の低さについては、壁展開と組み合わせることでカバーし、ウオノラゴンの行動回数を確保することとしました。
この「カイオーガ軸に対して壁と合わせることでスカーフウオノラゴンの行動回数を増やし、ダメージレースを有利に進める」という考え方はめろーるさんの以下に示す構築記事を参考にさせてもらいました。禁止伝説1体環境での記事のためルールは違いますが、このように他ルールにも流用出来るように考え方が詳しく言語化されているので、非常に勉強になります。読んだことがない方は是非この記事も読んでみてください。
③補完枠の選択
最後の1枠の補完枠に求めた性能は以下のようなものでした。
2,他のポケモンと組み合わせてムゲンダイナ入りの受けループに対する回答となれる
3,日食ネクロズマ、ウオノラゴンで崩すのが難しいナットレイに対面から負けない
上記の要求を満たすポケモンとして身代わりビルドアップ霊獣ランドロスを採用し構築が完成しました。
④一般ポケモンの型の選択について
種族値を考えると禁止伝説ポケモンにダイマックス権を使用するのが一番強い使い方となるため、一般ポケモンは以下のように非ダイマックス状態でも強い型とすることを意識しました。
:蓄える搭載の物理受け
:壁貼り要員
:こだわりスカーフアタッカー
:身代わりビルドアップアタッカー
【個体紹介】
1,日食ネクロズマ
特性:プリズムアーマー
持ち物:命の珠
性格:意地っ張り(A↑C↓)
実数値:185-224-148-x-130-121
努力値:100-212-4-0-4-188
⭐︎調整意図
H→ダイマックス時C特化の雨下命の珠威力150ダイストリーム+珠ダメージ2回を確定耐え
A→HBをA+1ダイサイコで確定1発
B,D→ダイスチル、ダイアースの効率意識の偶数
S→無振り抜き(アッキ、ゴツメ意識)/S+1で大体の耐久振りの上を取れる
H調整は、龍の舞を積んだ状態でカイオーガが後出しされた際に、威嚇を入れるために裏の霊獣ランドロスに引く動きをされることが多かったので、そこまでケアしてダイサイコを打ってカイオーガに居座られた場合にも最低3ターン行動できるようにするという意図があります。(カイオーガ居座りに対して最善の行動は体力を確保するためにダイアースでD上げ)
⭐︎持ち物について
突破力を高めるために命の珠を持たせました。
⭐︎技構成について
積み技は素早さも上げることで全抜きを狙える龍の舞とし、攻撃技は物理耐久を上げるダイスチル媒体となる鋼一致技のメテオドライブ、ヌオー等の水タイプへの最大打点となり、壁構築へのメタにもなるサイコファング、特殊耐久を上げるダイアース媒体となり、日食ネクロズマミラーの打点にもなる地震の3つとしました。
⭐︎採用理由
高火力の全抜きエースとしての採用です。耐久、火力共に優秀で、選出画面で厳しい構築は壁と合わせてこのポケモンで強引に突破していました。
構築経緯にも記載の通り、ザシアン+カイオーガ軸はこのポケモンとウオノラゴンを組み合わせて対処していきます。
初手ダイマックスをさせても強く、相手の構築によってはこのポケモンの初手ダイマックスで数的有利を取ってから後続のイベルタル+ヌオーのサイクルで詰ませるという動きも出来ます。
ホウオウ軸を相手にする時だけはダイロック媒体の岩技が欲しくなりましたが、それ以上にダイサイコによるサイコフィールド展開が、火力の底上げや先制技無効の効果があり魅力的でした。
2,イベルタル
特性:ダークオーラ
持ち物:突撃チョッキ
性格:控えめ(A↓C↑)
実数値:201-135-115-170-148-150
努力値:0-0-0-28-236-244
⭐︎調整意図
HD→C特化の命の珠ダイジェット乱数2発(3.1%)
C→残り振り切り/H252振りをダイアークで乱数1発(81.3%)
S→準速抜き/S+1で最速抜き
体感C特化のイベルタルが増えていると感じたので、S28よりも特殊耐久を伸ばしました。Hには努力値を振らずにDに振り切ることで、デスウイングの打ち合い時に有利に働きます。
※vsイベルタルミラー
①特化珠デスウイング被ダメ:55〜64
②無補正C252振り珠デスウイング被ダメ:51〜60
③無振りイベルタルへの与ダメ:66〜78 ※回復量49〜58
→無補正C252振り珠デスウイングにはほぼ回復が追いつき、特化だと少しずつ体力が減っていくものの、ダメージレースには打ち勝てます。
⭐︎持ち物について
特殊耐久を底上げする突撃チョッキを持たせました。この持ち物でないとイベルタルへの後出しは厳しいです。
⭐︎技構成について
一致技の悪の波動とデスウイング、ザシアンへの打点として熱風までは確定で、最後の一枠には今回はバンギラスへの打点となるきあいだまを採用しました。命中率に難はありますが、このポケモンはバドレックス(黒馬)入りにはほぼ絶対選出となるため、対応範囲を広げるために必須級の技でした。
⭐︎採用理由
特殊受け兼特殊全抜きエースとしての採用です。対イベルタルの安定感を評価してS28から続投させました。突撃チョッキを持ちながらデスウイングにより擬似的な回復技を持てるのはこのポケモンにしかない特徴となります。
相手のイベルタルに対してダイマックス無しでは基本的に突破されないので、イベルタル対面でデスウイングから入って相手のダイマックスを見てからこちらの行動を決めることが出来ます。裏のポケモンを切ってからこちらのダイマックスイベルタルを通すか、そのままこちらのイベルタルを切って裏のポケモンを通しにいくかは展開次第で決めます。
きあいだまの命中率は不安要素ですが、このポケモンはデスウイング、悪の波動、熱風の3ウェポンがあれば役割を十分果たせ、ラストの一枠の技はほとんど打つ機会が無いため、崩すのが難しいバンギラス絡みの受け寄りの構築との対戦を7割で拾えるようになる、この技の採用は間違っていなかったと考えています。
2000チャレチャレでは相手のウオノラゴンを熱風で火傷させ、2000チャレでは光の壁の補助を受けてダイマックス無しでダイマックスチョッキカイオーガに打ち勝つ文句なしの活躍を見せてくれました。間違いなく今期のMVP枠。
3,ヌオー
特性:天然
持ち物:ゴツゴツメット
技構成:冷凍ビーム/毒毒/蓄える/自己再生
性格:図太い(A↓B↑)
実数値:201-81-147-85-90-55
努力値:244-0-228-0-36-0
⭐︎調整意図
H→奇数最大値
B→A特化のじゃれつく確定2耐え
C→無振り/H252振り、慎重H236D164振りの身代わりを冷凍ビームで確定破壊
D→無補正C252振りの命の珠ダイジェットD+0→D+1状態で確定2耐え(壁下で対面から蓄えるで起点に出来る)
調整はS28から変更していませんが、イベルタル、バンギラス、ポリゴン2からイカサマを食らう機会が思ったよりも多かったのでA0個体に変更しました。
⭐︎持ち物について
受け出し時にザシアンを削るためにゴツゴツメットを持たせました。今回のヌオーはザシアンに打点を持たないためこの持ち物で確定です。
⭐︎技構成について
回復技の自己再生は確定として、壁下で要塞化を図るための蓄える、ザシアン対面で交代読みで打って負担をかける技として毒毒を採用しました。攻撃技としてはアッキサンダーの身代わりを破壊出来る冷凍ビームを採用しました。ジガルデ(パーフェクトフォルム)の身代わりも確定破壊出来るので、ジガルデ軸に対して数的不利を取ってもTODにより負けることがなくなります。(地震ワンウェポンだと身代わりを破壊できないのでTODが成立してしまう)
⭐︎採用理由
ザシアン受け兼壁と合わせての積みアタッカーの誤魔化し枠としての採用です。
基本的に物理受けとして運用し、相手の型が割れた段階で壁下で蓄えるを積んで要塞化を図る動きが取れる点が立ち回りに幅が出来て優秀でした。
冷凍ビームワンウェポンの使用感はかなり良かったです。ザシアン対面は特化じゃれつくを考えると基本的に自己再生しか押せず、交換を読める時は毒毒を打っていたので攻撃技を押すタイミングが元々ないからです。ヒードランへの打点がなくなること、ゼルネアスの身代わりを破壊出来なくなることの2点だけが問題でしたが、身代わりサンダーに詰まされるリスクを考えると地震への変更は出来ませんでした。
4,オーロンゲ
特性:悪戯心
持ち物:光の粘土
性格:慎重(C↓D↑)
実数値:201-140-111-x-113-80
努力値:244-0-204-0-60-0
⭐︎調整意図
H→奇数最大値
B→A特化の命の珠ダイジェット乱数1発(6.3%)
D→C特化の命の珠ダイジェット確定耐え
⭐︎持ち物について
壁ターンを8ターンに延長する光の粘土を持たせました。この持ち物でないと、特にイベルタル+ヌオーのサイクルを回す際に壁ターンが足りなくなりがちです。
⭐︎技構成について
構築コンセプトの両壁、積み展開を阻害する挑発までは確定として、攻撃技にはソウルクラッシュを採用しました。C下げの効果により、後続の積みのサポートが出来ます。
⭐︎採用理由
S28から引き続き壁貼り要員として採用しました。
①特性の悪戯心による先制での壁貼りでダイジェットのS上昇関係なく壁展開可能(ダイジェットに対し後出しして壁展開で切り返せる)
②挑発での積み展開の阻害が可能
③タイプ上に有利なため後出しが可能
となる点が他の壁貼り要員と比較してのメリットとなります。
今期は身代わり搭載のイベルタルが増加傾向にあり、攻撃技にその身代わりを破壊できるソウルクラッシュを採用しています。
対ザシアン+カイオーガ軸でカイオーガに瞑想する隙を見せてしまう点が大きな欠点でしたが、今期はその場合でも対処出来るようにウオノラゴンに岩石封じを搭載したため、安定して立ち回ることが出来ました。(詳しくは選出パターンの項で記載)
5,ウオノラゴン
特性:頑丈顎
持ち物:こだわりスカーフ
技構成:エラがみ/逆鱗/岩石封じ/けたぐり
性格:陽気(C↓S↑)
実数値:165-142-120-x-101-139
努力値:0-252-0-0-4-252
⭐︎調整意図
A→振り切り
D→残り/意識
S→最速/意地の上からエラがみを打てる
⭐︎持ち物について
先行時に威力の上がるエラがみと相性の良いこだわりスカーフを持たせました。
⭐︎技構成について
最高火力のエラがみは確定として、サブウェポンとしてはAダウン効果によりダイマックス時の撃ち合いで有利になるダイドラグーン媒体になる逆鱗、ヌケニンへの打点となり、対ザシアン+カイオーガ軸で重要となる素早さ操作技の岩石封じ(詳しくは選出パターンの項で記載)、ダイナックル媒体となり、ナットレイ入りの構築を物理の役割集中で崩せるようになるけたぐりの3つを採用しました。
ダイウォール媒体の補助技も入れたかったですが、抜く技がありませんでした。
⭐︎採用理由
カイオーガへの対策枠としての採用です。構築経緯にも記載の通り、壁と組み合わせてダメージレースを優位に進めていきます。
日食ネクロズマで初手ダイマックスをする展開を取る際に裏に置くことで、エースバーンに対して安定した対処が可能となる点も優秀でした。(日食ネクロズマを倒すためにはキョダイカキュウを打つ必要があり、その場合にはスカーフエラがみで上から縛れる)
日食ネクロズマの展開を阻害してくるカバルドン等の地面タイプにも総じて強く、上手く構築の穴を埋めてくれました。
6,霊獣ランドロス
特性:威嚇
持ち物:食べ残し
性格:陽気(C↓S↑)
実数値:193-165-114-x-100-157
努力値:228-0-28-0-0-252
⭐︎調整意図
H→16n+1最大値
B→残り/B+1状態でのA特化のつららばりの乱数がずれる
S→最速
ナットレイのボディプレスを身代わりが2耐えするHB配分も試しましたが、最終的にはゼクロム、カイオーガの上から動ける最速個体に落ちつきました。
⭐︎持ち物について
ナットレイに打ち勝つために食べ残しを持たせました。オボンのみや混乱実であると鉄壁ボディプレス型ナットレイに対して回復量が足りなくなります。
⭐︎技構成について
対面からナットレイを起点にするための身代わり+ビルドアップを採用し、攻撃技は一致技の地震と、相性補完の良い岩技としました。岩技は鋼飛行の鉄壁持ち(アーマーガア、エアームド)に対してワンチャンスを残せるよう急所に当たりやすいストーンエッジとしました。
⭐︎採用理由
他のポケモンで対処が難しいホウオウ、ゼクロム、グラードン対策が一番の採用理由です。
身代わりという技が本当に便利で、ナットレイの宿り木透かしが一番の採用理由ですが、有利対面で身代わりを残す事で裏から出てくるムゲンダイナのダイマックス砲で縛られなくなったり、壁構築の最大の弱点となる急所のリスクを低減出来るようになります。
ただ、日食ネクロズマ入りの構築にこのポケモンを入れてしまうと、テッカグヤがとんでもなく重くなってしまうのが悩みどころでした。禁止伝説への対策だけ考えると大正解でしたが、変えるとしたらこの枠からだと思います。
【選出パターン】
サイクル選出の壁オーロンゲ+イベルタル+ヌオーか積み展開の壁オーロンゲ+日食ネクロズマ(+霊獣ランドロス)のどちらかを相手に合わせて選出して行きます。カイオーガ入りに対してはウオノラゴンを優先して選出します。
以下に代表的な並びへの基本的な選出と簡単な立ち回りを記載していきます。ただし、全部書き出していくとキリがないので一部だけです。
①vsザシアン+イベルタル軸、ザシアン+バドレックス(黒馬)軸
こちらの選出:
ヌオーのゴツゴツメットでザシアンを削ってイベルタルを通すのが基本方針です。ヌオーに対してイベルタル、バドレックス(黒馬)を釣り交換で合わされてもオーロンゲ後出しから壁展開への移行が可能です。ステルスロックがきついのでカバルドン、ラグラージの展開をなるべくオーロンゲで阻止するよう意識していました。
②vsザシアン+カイオーガ軸
こちらの選出:
ザシアン対面はリフレクターから日食ネクロズマに、カイオーガ対面は光の壁からウオノラゴンに繋いでいきます。初手の剣の舞ザシアン、瞑想カイオーガには挑発を合わせたいですが、再戦でもない限り難しいため、以下のように立ち回りを決めていました。
○対剣の舞ザシアン
1,両壁貼ってオーロンゲ切り
2,日食ネクロズマのダイアースでザシアンを処理
3,残りのダイマックスターンで相手を削ってウオノラゴンで締める
○対瞑想カイオーガ
1,両壁貼ってオーロンゲ切り
2,ウオノラゴンでカイオーガにダイマックスを強制し岩石封じで素早さを下げる+相手のダイマックスターンを2ターン消費させる
3,日食ネクロズマのダイウォールでダイマックスターンを枯らしてから素早さの下がったカイオーガをダイサイコで処理し、両壁下で全抜きを狙う
③vsゼルネアス+日食ネクロズマ軸
こちらの選出:
壁展開から日食ネクロズマか霊獣ランドロスのどちらかを通しに行きます。初手は大体ゼルネアスなのでオーロンゲからではなく日食ネクロズマから出します。
【対処の難しいポケモン】
このポケモンの安定した対処ルートを確保出来なかったのがレートを伸ばしきれなかった一番大きい原因と考えています。
身代わり守るの宿り木型についてはイベルタル、ウオノラゴンを上手く合わせて崩すしかありません。
特に、日食ネクロズマがこのポケモンを突破出来ないため、ゼルネアス等のフェアリータイプと組み合わせてサイクルをされると不利なサイクルを強いられていました。一番の解決策は電気、炎タイプのポケモンを入れることですが、上手く構築内に組み込むことが出来ませんでした。
見せ合い画面で物理特殊のダイマアタッカー型か貯水型か区別がつかないため、安定した対処が難しいです。
A+1ダイサイコでダイマックスガマゲロゲを高乱数で落とすことが出来るので、日食ネクロズマを先に展開するのが一番安定した対処方法です。
オーロンゲがこのポケモンと対面した場合には物理瓦割り警戒でソウルクラッシュからのリフレクターと行動していました。
このポケモンを一発で倒せるポケモンがおらず、悪タイプのためオーロンゲの挑発が無効となることから欠伸ループに入ってしまいがちです。
バドレックス(黒馬)対策として入れられていることから、環境にいるブラッキーはほぼHDだったため日食ネクロズマ、ウオノラゴンで倒しやすいのは助かりました。
霊獣ランドロスでイカサマと欠伸の択に勝つことでも対処可能ですが、リフレクターを展開しておけば身代わりが壊れず安定となるのでその展開を目指したいです。
【最終結果と振り返り】
S29は最終順位43位、最終レート2013でした。
今回の構築は対禁止伝説を考えると、全対応に近い形が取れており非常に使用感は良かったですが、一部一般ポケモンに厳しいポケモンがいたのが良くなかったです。特にテッカグヤについて身代わり守るの宿り木型に一手でも立ち回りを失敗すると詰まされてしまうのが致命的でした。霊獣ランドロスの投入が最終日となってしまい、考察期間が足りない感はあったので、もっと早くこの形にたどり着いて修正出来ていればもう少し上を目指せた感覚はあります。(栄冠ナインやってる場合じゃなかった...)
ここまで長文にお付き合い下さりありがとうございました。